ふと見た記事なのですが、なかなか読み応えがあったので備忘録も兼ねてご紹介いたします。
タイトル通り、GLAYのギタリストHISASHIさんのインタビュー記事です。
http://www.cinra.net/interview/201601-glay
僕自身はGLAYの音楽を好んで聴く訳では無いのですが、「Winter,again」「HOWEVER」「誘惑」などなど、ヒット曲であり一般的にも認知されている曲が多いので、たまには聞きますし、五月天とのコラボがあった関係から、目を通すレベルで読もうと思っていたのですが、これが意外と読み応えがありました。
で、この記事はシングル「G4・Ⅳ」の発売に合わせたものですが、
シングルという単位でCDをリリースすることが、果たして時代に合っているのかどうか。そういうことを考える中で、今回は四人四様の曲ができたから、それをひとつのパッケージとして出すことにしました。メンバー四人の今のカラーがすごく出たものになっているので、シングルというよりは、アルバムに近いと思いますね。という発言にまずは目が留まりました。
どんなシングルであれ軽くミリオンを超えた1990年代は、番組の企画で出来た曲なども発売されましたし、パッケージも8cmから現在の12cmに移行するなど今とは違う状況にあったわけです。
また、音楽のデジタル化や昨今の定額制の聴き放題サービスという新しい形態があるので、その環境においてシングルというパッケージにする意味が今後問われるのかもしれませんね。
未だに日本の音楽業界はシングル崇拝と言えるように、曲の中身では無く順位や売上が第一ですし、音楽を発表する媒体としてはまだ起用されると思いますが、シングルに収録される曲数が2曲ほどと少ないのに1000円強なので、どうにかしてほしいなぁと言うのが僕の思いであり、他にもそう思われているかたがいらっしゃると思います。
今作「G4・Ⅳ」はシングルという形態ではありますが、4曲収録ということでミニアルバムのような感じでボリューム感がありますし、DVD付属版には4曲のMV+Live映像収録というこれまたボリューム感ある内容なので、徐々にこういった"ミニアルバムみたいなシングル"に移行してくれたら消費者としては有難いですね。
その他にも
・デジタルの時代になってから、カップリングの価値も大きく変わってしまったわけですよね。
・1990年代は、「オリコン1位、狙っていくぞ!」「おー!」みたいな感じがあったけど、今は当時と違ってCDの売り上げがすべてではないですからね。
などなど、読み応えがあります。
今後の音楽はどうなっていくんでしょうね。
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