Jolinの新しいMV「戀我癖」が公開されました。
この曲はタイトルにもあるように、Starr Chenとコラボした作品です。
Starr Chenと言えば、Jolinが2014年に発売したアルバム「呸」収録曲の「Play 我呸」などで制作に関わっていますし、Play世界巡迴演唱會の音楽監督を務めていたので、その繋がりから楽曲制作の話が再度出てきたのでは無いかと思われます。
ただ、名義にあるように今回は一製作人としてでは無く、EDMアーティストとして彼女とコラボしているようですね。
https://youtu.be/a44BAm1E1T8
まずMVに関してですが、序盤はいじめの映像が流れるので、そういうのが苦手な方は1:10以降から見られた方が良いかもしれません。
全体的な流れとしては、学生時代いじめられていた女性が"虛擬明星製造公司"の会員になり、彼女のなりたい自分象を仮想空間で体験して日々が充実していたが、急に過去のいじめを思い出してしまい・・・というものです。
色々とショッキングなので、見る人・見る環境を選ぶと思います。
※追記
MV中の学校のシーンで出演者が着ていた制服が台北の某女子高の制服であると判明し、現在MVは全編モザイク処理がされています。
MVの監督を務めた謝宇恩曰く、"現実味を出すために実際の制服を使用した"とのことです。
http://www.kwongwah.com.my/?p=221185
内容が内容なので非難されることは分かっていたと思いますし、その高校は台北市の女子高御三家のひとつなので、タトゥー・鼻ピアス・制服着崩しという恰好をしてその制服を着せると現実味が無い気がするんですよね。
曲に関しては、ピコピコした電子音がメインのエレクトロな曲です。
ジャンルはハウスとの表記があるのでそうらしいです。
音楽のジャンルは全く分からないので、説明欄に表記してあるともの凄く助かります。
今回の名義はタイトルにもあるようにStarr Chen Feat. 蔡依林なのですが、ボーカルを務めているのはJolinだけです。
EDMアーティストは歌っていなくとも名義に乗ると言うのは知っていますが、作曲・編曲・楽曲制作として楽曲に関わるときと何が違うのか気になりますね。
「Play 我呸」の時は、作曲・編曲で倪子岡も関わっているから、featuringの形式では無いんでしょうか。
不思議に思ったので調べてみると、
・安室奈美恵のバラードベストアルバム「Ballada」に収録されている「CAN YOU CELEBRATE? feat. 葉加瀬太郎」
・林俊傑のアルバム「因你而在」 に収録されている「黑暗騎士 feat. 五月天」
という前例がまず思い浮かびました。
前者では葉加瀬太郎はヴァイオリニストとして関わっています。
また、後者では阿信はボーカルで参加していますが、他4人は各楽器の演奏者として関わっています。
Wikipediaの項目から一部抜粋すると、
音楽においてはメインのミュージシャンのほかにゲスト参加する者や、そのことを指す。コラボレーションとは異なる。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0
他アーティストのアルバムや作品に参加する場合、フィーチャリングという形を取ることが多い。(中略)ルールは特にない
ルールは特にない、と言われると元も子も無いのですが、上の「CAN YOU CELEBRATE? feat. 葉加瀬太郎」及び「黑暗騎士 feat. 五月天」であれば、featuringで参加しているのは両者とも音楽家なのでルールに則っているということのようです。
また、女優の土屋太鳳がSiaの「Alive」MVに出演した際の名義である"Alive feat. Tao Tsuchiya"を例に挙げているので、何らかの形で関わっているのであればfeaturingという形式が採れるようです。
以上のことから、作曲・編曲・音楽制作に裏方として関わる際は一製作人として扱われ、自身が音楽家や芸術家、表現者など何らかのアーティストとしてメインで関わる際はfeaturing形式で名義に表記されるのではないか、という考えに落ち着きました。
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